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株式会社M.M.C. 【支援領域・経営】

経営診断

経営診断とは、その目標が理(経営理念)に叶っているのか、戦略の妥当性はどうなのか、達成するに必要な組織体制が整っているのか、決められた通りに実施されているのか、成果に対する適正な評価体制や従業員のモチベーションはどうなのか、もし計画通り行かなかった時にどう対処するかなど、あらゆる要因を検討し目標達成への改善策を導き出します。

これを“人”に置き換えれば、自我の確立(存在意義)、人生目標の設定(家庭や地位や名誉)、労働と情報収集(修正活動や自己研鑽)など、自己実現に必要な各事柄に該当します。そして、収益と分配(衣食住や娯楽や蓄財)でバランスを取りながら、目標達成への道を歩みます。しかし、この流れを阻む内的要因(病気や怪我)そして外的要因(横槍りや強敵出現)があったら、想い通りに実現できるでしょうか。想定内や想定外の障壁が突然現れ、苦労された経験はどなたもお持ちの事と思います。

企業の運営は、経営(企画)、生産加工(購買・開発・製造)、販売(営業)、財務(会計・金融)、総務(人事)、情報(IT)の6項目が有機的連携で成り立っています。その幹となる会社の存在意義を表明した「経営理念」と、3年くらい後にはこう在りたいの「経営目標」が定められ、そこへ向かって今年はどうするのかの「経営戦略」が立案され、実践展開する為の組織や運営のシステム・ルールに則って動く姿は、“人”と同じです。

現状に対する経営診断と修正活動への取組みの流れ

右図に、現状に対する経営診断と修正活動への取組みの流れを示します。事業部戦略の段では、特に企業の将来を左右する販売を取り上げていますが、他の事業部も同様の検証や修正の取組みを行います。

課題が見付かれば、課題の本質やその要因を探り、そして解決の方向を検討し再発しないようにシステム導入へと導きます。ここで最も大切なことは、企業は有機的に各部署が連携し、各々の能力を発揮し、総合力の結集が成果となっているという事実です。

従って、ある一部分を修正したとしても全体のバランスが整っていなければ、最大限の能力を発揮することはできません。これでは期待する成果は収めれませんので、全体を俯瞰的に客観的に見渡し、企業全体を最適化する必要があります。よく在る話として、『これは、組織横断的なプロジェクトとして取組んで…』がありますが、まさに全体最適化を意図した例と言えます。

 

毎年、事業計画書を見直されている企業では、このことは織り込み済みです。取巻く環境は目に見えませんが着実に変化していますので、常に調査分析し羅針盤の針を合せておくことが重要です。また、実践するのは『人』ですので、従業員のモチベーションを高める支援体制(研修、指導、評価)を連動させ、管理者のコミュニケーション能力を向上させ、社内での意思疎通と風通しを図る必要があります。

 

診断と同時に具体的な改善策はセットであるべきで、診断するだけでは有難みは半減してしまいます。経営診断をお考えの場合は、全体が見渡せられる経営コンサルタントへ相談されるのが好いでしょう。

経営診断は、目標設定と実施能力と予定行動を俯瞰的に総合的に診なければなりません
運用システムの機能性と同レベルで、社内の雰囲気や従業員のモチベーションが重要となります
“どこかオカシイ”や“どうしたら良いのか”と感じたら、お気軽にご相談下さい【携帯090-3799-8661】

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