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株式会社M.M.C. 【支援領域・6次産業化 等】

企業経営の習得

多くの1次生産者は、農業協同組合・森林組合・漁業協同組合を通じて生産物の販売を行っています。そこには、『年度の初めに軍資金を前借し、年間の作業経費を賄い、最終の売上げで返済する』仕組みが定着しています。従って、6次産業化を立ち上げても、企業経営を習得しなければ先へ進むことはできません。

【経営】や【販売】で述べた内容に加えて、財務(損益分岐点・キャシュフロー・貸借対照表・損益計算書など)への理解も必要です。また、加工技術(衛生管理を含む)の習得や生産量の確保、人員配置に教育と労務管理、情報発信や顧客管理など、初めての事ばかりです。

一般のビジネスを創業する時と同じく、以下の事柄が求められます。
  ①創業動機は明確か…?
  ②事業に関する知識や経験は充分か…?
  ③事業を継続する自信はあるか…?
  ④家族の理解はあるか…?
  ⑤場所の目途は付いているか…?
  ⑥従業員の目途は付いているか…?
  ⑦セールスポイント(加工品の競合優位性)はあるか…?
  ⑧価格設定(値建て)は競合品と比べて値ごろ感があるか…?
  ⑨収益性を担保する生産量は可能か…?
  ⑩販路開拓へ関する知識とスキルはあるか…?
  ⑪売上げや利益などの予測はしてみたか…?
  ⑫自己資金は準備してあるか…?
  ⑬事業計画書として纏めてみたか…?

加えて、6次産業ならではの課題を考えてみますと
  ⑭加工品の安全性は充分か(含むHACCP対応)…?
  ⑮ビジネス開始に伴う組合や仲間内との確執へは対処可能か…?
  ⑯売上げ向上時の材料供給者からの嫉みへは対処可能か…?
など、悩み種は尽きません。

 

新たな取組をする時には、新たな課題が生じます。これらの解決策も含めて、不安を払拭する上で経営の方向性と活動内容を明らかにしてくれる事業計画策定は必須です。計画策定では、売上げと経費が一致する損益分岐点から利益が稼げる売上げ上限までの幅は狭く、全体のバランスが取れる設定をピンポイントで探し出さなければなりません。何度も何度もブラッシュアップし、先ずは納得出来る案を立ててみて下さい。

 

最適の計画が策定できない、作成しては見たがこれで大丈夫かとお悩みの場合は、全体が見渡せられる6次産業化プランナーか販路コーディネータへ相談されるのが好いでしょう。

技術立国と言われる日本ですが、ベースである1次生産者が元気にならなければ、豊かな国と言えません
世界に誇る和食文化や農林水産物を後世に残すためにも、6次産業化等への活路を支援します
“どこかオカシイ”や“どうしたら良いのか”と感じたら、お気軽にご相談下さい【携帯090-3799-8661】

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