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株式会社M.M.C. 【支援領域・経営】

取組み姿勢

環境変化に晒されながらも経営目標の達成へ向けて活動する限りは、常に課題は発生してきます。そして、力強く生残る企業となるためには、組織の構造改革・運営システムの導入・人事制度の再設計・組織風土の転換など、解決すべき課題が多数あって当然なのです。大切なのは、取組み姿勢(心構え)と取組み方です。

生残り続けるためには市場や顧客の置かれた環境への適合が不可欠であり、企業経営の全てをマーケティングに則って導き出す手法「マネジメントマーケティング」が推奨されます。基本的な考えは、顧客が欲しがる『需要』に対して、欲しがる商品を『供給』することです。しかし、残念ながら高度成長から綿々と続くプロダクトアウトに則った製品志向・販売志向が根強く、顧客ニーズに合致していない商いが多いのも事実です。『売れないモノは売れない』の時代であることを認識すべきです。

中小企業の中には「従業員を雇ってやっている」と公言して憚らない方がいますが、企業自体を自分の所有物とお考えのようです。その根底には、平均以上効果と云われる『自分は人より優れている』と心の動きがあります。しかし、それによって投資・賭け事・運転事故など多くの間違いが指摘されているのです。

また、資本金の大部分を出資すれば自分のモノに思えるでしょうし、従業員が指示した事柄を守らないや売上げを伸ばせなければ、「人の苦労も知らずに…」となるでしょう。しかし、それでは彼らの能力を使い切れていないことになります。一歩下がって、『忘己利他』や『三人寄れば文殊の知恵』など、心の在り様で会社は大きく変わる事ができます。加えて、昔流行った「売れるまで帰って来るな!」や「売れないモノを売るのが営業」などは、今では会社を傾ける発想に成り下がっていますので要注意です。このような管理職は指導能力が疑われますので、多くの部下の将来を考えるとき、どちらが会社にとって有用かを判断しなければなりません。

経営者一人では出来る事は限られています。社員の力を借りて経営目標を達成するためには、彼らの能力や行動を向上させることが必要となります。また、全社員がビジョンを共有し自身の目標とすることで、組織に勢いが生じ相乗効果も期待できます。このエネルギーを効果的効率的に運用するための仕組みがシステムです。更に、経営目標の具現化へ向けて一歩ずつ進むための道標が、経営戦略と各事業部戦略です。

企業にとっての原動力は、顧客満足に最も寄与する従業員たち

右図に示すように、企業にとっての原動力は、顧客満足に最も寄与する従業員たちです。従って経営者の努めは、従業員がワクワクする戦略や企画を策定し、全員への共有化を進め、伸び伸び活動できる仕事環境を整備し、計画達成できるように能力向上をサポートし、活動が効率的効果的に進捗するように指導し、その努力と達成度を適切に評価し、報酬と共にフィードバックすることです。

 

『俺がおれがの“我”を捨てて、お陰おかげの“下”に生きよ、懺悔ざんげの“悔”に生きよ。』
良寛禅師 200年前の有難い教えです。

 

人から自分の痛い所を指摘されるのは、誰もが嫌なことです。しかし、それを言わざるを得ない立場も辛いものです。悩みがあれば、信頼関係と守秘義務を負う経営コンサルタントに相談されるのが好いでしょう。

成果は、企業の総合力の結晶です。そこには、経営に対する取組み姿勢が鏡の事く反映されています
モチベーションの在り様や現場での課題は、経営者からは見え難いのが現状です
“どこかオカシイ”や“どうしたら良いのか”と感じたら、お気軽にご相談下さい【携帯090-3799-8661】

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