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株式会社M.M.C. 【コラム MMCコラム(課題解決 その2)】

MMCコラム(課題解決 その2)

2018年7月25日(水)

課題解決に関して同じ事柄であっても、小規模事業者が苦悩の連続に対して大企業は理路整然と進めて行きます。その差は、地力(リーダーシップ・経験側・運用システム・応用力・企業文化など)の差と考えられます。正に「リーダーの責務は、環境変化に対して自発的に改革へ取組む組織文化を構築すること」が実践されてきた結果、変革への対応をスムーズ進める要素に満ち溢れている状況と考えられます。

組織文化が醸成されていないと、現場では失敗を恐れて保身の為に摩擦抵抗は増大します。つまり、「笛吹けど踊らず」の状態で、遅々として物事が進まないのです。

では、新しい取組み(改善)をどう進めるのか…。一気に地力を蓄えることは叶いませんので、取組む為の環境を整える事が望ましいと考えられます。

課題として表面化する現象の奥底には、それを構成する要素が数多く存在します。従って、(課題への対応状況 その2)で述べた【課題 ⇒ 問題の本質 ⇒ その要因 ⇒ 解決の方向性 ⇒ システム構築】にあるように課題を因数分解し、それぞれへの対応策を講じ、全体を調整することで負担の軽減を図るのです。

つまり、課題として見られる1点を部分最適化するのでなく、要因まで踏み込んで全体最適化することで、バランス良く前へ進められるようになるのです。無論、付随した事柄までも対処しなければなりませんので、多くの課題を同時に手掛けることは出来ません。従って、何が最も重要なのか…と言う優先順位を見誤ることも避けなければなりません。そして、決めたからには、徹底する事が大切です。

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