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株式会社M.M.C. 【コラム MMCコラム(解決策々定に有用なPSシート その2)】

MMCコラム(解決策々定に有用なPSシート その2)

2019年12月8日(日)

前回に続き、解決策々定に関する新しい手法の紹介をします。今回は、このフレークワークを考案するに至った考え方を紹介します。先ず、課題解決の取組みが登場する場面を、図を参考にしながら考えてみます。

経営理念の下、現状から経営目標へ向け、歩むべき道標となる経営戦略や戦術が立案されます。経営戦略の立案時には、外部環境と内部環境が各種フレームワークによって分析・検討されます。そして、出来上がった経営戦略は全社戦略や各事業部戦略へ振り分けられ、更に各部署において戦略から戦術へと具体的な活動へと展開されます。

この戦術で求められる活動では、市場を変える為にロビー活動を展開する大企業なら≪市場の脅威≫に関する取組みがあるかも知れません。しかし、多くの中小企業では、その大半が≪自社の弱み≫に関する取組みです。つまり、『弱みを乗越え⇒成果を得る』の構図(クロスSWOT分析のWO戦略)が、そこに見て取れるのです。

では、期間中に課題解決が必要になるのはどんな場合か…と考えると、

・最初の段階で、戦略⇒戦術が立案されていない場合

・策定した戦略⇒戦術が不適切で、効果が期待できない場合

・突発的な想定外の事柄が浮上した場合

などが考えられます。

これらを勘案すると、課題解決へ向けた解決策々定の工程は、戦略から戦術策定の工程の焼き直しと言えるのです。であれば、課題を検討する場合は、戦略策定時と同じフレームワーク(赤枠の部分)を用いれば、スッキリする筈ではないか…と考えられました。

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