株式会社M.M.C. 【コンサルの活用】
実践性の担保
戦略性の担保が確保できたとしても、顧客へ働き掛ける上で実践性が担保されなければ、まさに計画倒れとなります。ここでも戦略と同様に「選択と集中」+「差別化」が重要となります。それは、顧客を重要先・育成先・管理先(放置先)と優先順位を付けてアプローチし、商品・サービスと共に一味違う企業としての差別化を図ります。それは、顧客にとって痒いところに手が届くような内容を構築する事です。
右に、各部門の業務遂行上で必要となる代表的な管理ポイントを示します。先ずは、企業活動における全体像を描き、業務管理に必要な事柄を取捨選択します。巷では、細分化された事柄がピンポイントで取上げられ、特効薬の如き謳われ方をしています。しかし、全体のバランスが取れていないと、最大限の効果は期待できませんので要注意です。
また、事業規模が大きくなればなるほど部門間にセクショナリズムという壁が芽生えます。しかし、企業を生命体と考えれば、互いの活動が複雑に影響し合い助け合っていることは理解できる筈です。企業が戦うのは外部の競合であって、内部ではありません。壁を排除し相乗効果を目的として、合同会議や部門を跨ぐプロジェクトチームが活用されています。
運営するシステムが出来上がってもそれを動かすのは人ですので、全部署共通での人材育成は必須項目となります。教育が行き届いている社内環境であれば問題は少ないでしょうが、中小企業ではあまり見かけません。現場を任せられる従業員、公明正大な判断が出来て人望も厚い管理職、どう育成して行けばよいのでしょうか。
先ずは、経営陣から率先垂範です。役割は各々異なりますが、経営陣だからと言って踏ん反り返っていては示しがつきません。親が勉強している姿を見せれば、子供は自然と机に向かいます。逆にテレビを見ながら子供に勉強しろでは、薄っぺらな言葉にしかならないのと同じです。
今の目標を達成する為のサポートとして、また会社の将来を担う人達へ対する先行投資として、各階層で必要となる教育を施すことが大切です。『育ったと思ったら会社を辞めていくから、教育は施さない…』これは問題のすり替えであって、管理能力が乏しい者の言い分けです。
実践性の担保は、即時対応であったり、納得性が高い説明であったり、痒いところに手が届く配慮など、実践者の知識やスキルや行動に表されます。これらは、激化する市場環境の中で競合他社との差別化となります。つまり、教育研修と行動管理が重要な促進因子となります。
どこかに原因がある筈なのだがはっきりしない、手を加えてみたが何故か上手く行かないなどお悩みの場合は、全体が見渡せられる経営コンサルタントへ相談されるのが好いでしょう。
観光・6次産業化・HACCPの専門家でもありますので、ワンストップ対応も可能です
“どこかオカシイ”や“どうしたら良いのか”と感じたら、お気軽にご相談下さい【携帯090-3799-8661】