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株式会社M.M.C. 【コンサルの活用】

戦略性の担保

中小企業の取るべき戦略は、「選択と集中」+「差別化」と考えます。「選択と集中」することは資源を最大限に効率的な活用をすることであり、「差別化」は大手企業へ対等以上に戦う効果的な活用を意味します。効率的に効果的に顧客(消費者)の心を鷲掴みするには、戦略で方向性を明確にし戦術で的確に顧客へ働き掛ける、つまり戦略性の担保は必須項目と言えます。

当面する企業経営課題

多くの企業は戦略を立案しますが、なかなか上手くいきません。その原因は、
 1.市場調査が不十分
 2.企業側の立場で戦略立案
 3.立てた戦略が稚拙
 4.説明不足で現場が納得していない
 5.抵抗する者が社内の活気を削ぐ
 6.管理職が指導や育成できない
 7.戦術展開の実践力が弱い
 などが考えられます。

例えば、

  • 顧客ニーズを無視しプロダクトアウトの戦略立案や商品開発を行った場合、現場がいくら努力しても顧客は反応しません。現場では出口が見えない事に焦燥感を覚え、叱咤激励が加わると従業員の疲労感が増し、企業全体が疲弊してしまいます。発想の間違いを推し進めると、社内崩壊にもなり兼ねません。“売れない”は、内部に起因していることが大半です。
  • では、マーケットインの発想に基づいた戦略の場合はどうでしょう。同じ活動であっても顧客の反応に手応えを感じると、現場は自ら進んで頑張ろうとします。それは、顧客の好反応(顧客満足)が成果へ結び付く道標と身に染みて分かっているからです。

入口(経営戦略・商品開発など)が間違っていると、いくら出口(戦術展開)が頑張っても成果は期待できません。戦い方や戦う武器が貧弱であれば負けは見えています。昔の成功事例に固執する無能な管理職は、環境変化を理解せず叱咤激励で自らの存在価値を示そうとします。市場が飽和状態に至った今では、手練手管も大した成果は期待できません。昔ながらの『何とかなる…』で何とかなった話は皆無なのです。

 

企業風土や既存概念が水面下での抵抗となって、変化することを阻むケースがあります。そこには精神的要素・心情的要素・能力的要素などが複雑に絡み合い、既存価値への固執があります。これらの要素も洗出し、組織の将来像を見据えながら、戦略展開を通じて、企業文化の改善へ取組む必要があります。

 

どこかに原因がある筈なのだがはっきりしない、手を加えてみたが何故か上手く行かないなどお悩みの場合は、全体が見渡せられる経営コンサルタントへ相談されるのが好いでしょう。

弊社は、経営診断・戦略立案・改善取組から製品開発・販路開拓・営業まで、プロのコンサルタントです
観光・6次産業化・HACCPの専門家でもありますので、ワンストップ対応も可能です
“どこかオカシイ”や“どうしたら良いのか”と感じたら、お気軽にご相談下さい【携帯090-3799-8661】

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