株式会社M.M.C. 【コラム MMCコラム(課題対応 その1)】
MMCコラム(課題対応 その1)
2018年3月30日(金)
今まで、経営診断・商品開発・顧客目線・発想の転換と述べてきました。
スタート時点に正しい立ち位置にいないと、先へ行けば行くほど目標とするゴールと掛け離れた道程を歩むことになります。これは、創業でも経営革新・改善でも企業再生でも同じであって、骨子となる事業計画をしっかり立案することが再スタートの開始とご理解下さい。
そして、経営戦略がいくら立派であっても、目標へ到達する為には運用システムが適切で適正に稼働していなければなりません。まさに両輪と言われる所以です。
2013.7 日経BPに、中小企業の課題対応状況が報告されていましたのでご紹介します。多くの中小企業が取組んでいる項目に、システムの老朽化と運用マニュアル(手順書の理解)があります。続いて、ノウハウの属人化・担当者がバラバラ・仕事の偏りなどです。
それ以前に「中長期的ビジョンが描けていない」がありますが、あまりに認識度が低いと感じます。基礎となる方針や戦略が決められず、目先の事柄に振り回されている状況が見えてきます。結果、ムダやムラやムリが社内に溢れているいるのではないでしょうか。