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株式会社M.M.C. 【コラム MMCコラム(経営診断 その3)】

MMCコラム(経営診断 その3)

2017年6月5日(月)

経営戦略の立案(上半分)と販売戦略の立案(下半分)の流れ

前述の戦略立案と運用システム構築が叶えば、後は右図に示すように、マーケッティング手法を用いた商品・サービスの開発が課題となってきます。

高度成長期、人々は豊かになりたい気持ちで溢れていました。作れば売れる時代で、企業側の理論(プロダクトアウト)が優先しても問題は起こりませんでした。極論すれば、「売れないモノでも売れた」時代でもありました。しかし、低成長期が長く続く間に人々の選択眼は磨かれ、ものごとの本質を捉えながら顧客ニーズにしっかりと対応する取組み(マーケットイン)でしか売れない時代となりました。

顧客ニーズが叫ばれて随分と時間が経ちますが、多くの企業は自社シーズ(自社の強みとなる原材料、技術など)を中心とした商品開発を続けています。これは良いことなのですが、顧客ニーズを反映させていない事が、最大の致命傷となっています。

また、商品開発と同様に前述の戦略立案でも、市場の動き(顧客や競合)を捉え差別化を図りながら適合させることが大切です。でなければ、顧客満足≪自己満足で終わります。

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