株式会社M.M.C. 【コラム MMCコラム(課題解決 その5)】
MMCコラム(課題解決 その5)
2018年7月25日(水)
課題発見と課題解決策に関して、【課題 ⇒ 問題の本質 ⇒ その要因 ⇒ 解決の方向性 ⇒ システム構築】と述べました。一般的に課題となる要因を深掘りする時に用いるのが、ロジックツリーという手法です。「何故…? 何故…? 何故…?」を繰返しながら、大項目・中項目・小項目と掘下げて行きます。
そして要因まで行き着くと、個々の要因ごとに対応策を設定します。無論、一般的に言われている至極真っ当な改善策です。この対応策を、先程の逆を辿って大項目まで改善が期待出来るかどうかを確認します。これはピラミッド構造という手法です。問題なければ、各々の改善策が課題解決への対応策(課題解決策)となります。
個々の改善策は、扱う項目が多種多様に混じり合って出現するので、ジャンル毎に纏め上げます。
右図は企業再生の例ですが、事業の6領域に渡る全体最適化が必要となりました。取組む項目は、意識改革・心構え・取組み姿勢、管理者教育と運用システム、商品の最適化、B to B営業に纏まりました。そして、課題の重大性や緊急性を鑑みながら、個々の改善策の優先順位を決め実施しました。